キマグレ（2002年生、母シューティンスター）

キマグレ（2002年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「気まぐれ」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時13歳）と交配したシューティンスターが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は白老大須賀牧場。戦績は、中央平地19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の飛竜特別(500万下)。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

10月31日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2005年）

6月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のリキアイワカノオーに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キシュウマドンナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた10戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月9日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、シナーラに3/4馬身交わされて2着となった。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

5歳（2007年）

5月5日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のドルバコに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

5月27日、中2週で迎えた15戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下のマラヤンレーシングアソシエーショントロフィー（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

12月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の鳥羽特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた18戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

6歳（2008年）

3月29日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の三河特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい18着に終わった。