スリーダイナモ（2006年生、母リュウオーレディ）

スリーダイナモ（2006年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋発電機」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時13歳）と交配したリュウオーレディが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、地方22戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2010年の一般C10。

経歴

デビュー前

竹下直人厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2009年）

12月31日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は516kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、スズカアベニューに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた2戦目は、一般C25（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワッフルワッフルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月26日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた4戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月16日、中5週で迎えた5戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた6戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラインチェイサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般C15（名古屋ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンマルリーフを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月7日、中1週で迎えた9戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、クラブ梗都杯（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカワキタトップに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、くちなし特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったエプソムヴァーチュに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウケイセイに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（14戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホウライエンパイヤにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（15戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったバトルレオを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた19戦目は、地方競馬応援!名古屋来訪特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた20戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（18戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケアラケクアにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

12月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で今井貴大騎手（19戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したエーシンベルベットにクビ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2011年）

6月22日、約6か月の休養明けで迎えた22戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。