ランバダフレイバー（2017年生、母ココナフレイバー）

ランバダフレイバー（2017年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ダンスの一種＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のブリーズフレイバー（当時10歳）と交配したココナフレイバーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸幸小林牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C3四五。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月6日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3月29日、中8週で迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2021年）

3月15日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったネビュラストームに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロマンスストーリーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月7日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

8月12日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシントーアキラに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月30日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月22日、中2週で迎えた12戦目は、『深谷ねぎらいの日』賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で庄司大輔騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた14戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で庄司大輔騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスプリングローズを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

12月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で庄司大輔騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサーカスキャッチに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2022年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で庄司大輔騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で庄司大輔騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた18戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月23日、中6週で迎えた19戦目は、かに座ダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた21戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笠野雄大騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた23戦目は、激雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笠野雄大騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笠野雄大騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた25戦目は、馬い!男は善一ブラック記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笠野雄大騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6歳（2023年）

3月15日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた29戦目は、バニラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のラブリーギャルに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月22日、中4週で迎えた30戦目は、かに座ダッシュ（船橋ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた31戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。