メロディーライン（1999年生、母ドラゴンレディー）
Melody Line
1999.03.20
メロディーライン（1999年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲調」。毛色は鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時8歳）と交配したドラゴンレディーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C1。
経歴
デビュー前
山本正司厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2002年）
8月10日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
9月15日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。
4歳（2003年）
7月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクワンインサンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
7月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドジェベリカをアタマ差制して2勝目をマークした。
8月12日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、一般D3-4（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビコーサターンから1馬身半差の2着に敗北した。
9月9日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月2日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。12着に敗れた。
10月30日、中3週で迎えた9戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミシュネルから3/4馬身差の2着に敗北した。
11月23日、中2週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホッカイロダンに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノペインターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5歳（2004年）
1月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラグジュリアスに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。
1月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエギノシルバーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
1月31日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。
2月10日、中0週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。
2月28日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（6戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。
3月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（7戦4勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川野幸治騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。
4月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川野幸治騎手（9戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトーセンウインディをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。
5月4日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で川野幸治騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スターリーパスにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5月29日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で川野幸治騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。
6月20日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で川野幸治騎手（12戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。
8月1日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で川野幸治騎手（13戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。
8月16日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川野幸治騎手（14戦5勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。
9月5日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で川野幸治騎手（15戦5勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
9月26日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で川野幸治騎手（16戦5勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
10月2日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で川野幸治騎手（17戦5勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。
10月31日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で川野幸治騎手（18戦5勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
11月21日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で川野幸治騎手（19戦5勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に終わった。
12月4日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で川野幸治騎手（20戦5勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。
6歳（2005年）
1月4日、中3週で迎えた31戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、愛知県競馬獣医師会 門松賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月3日、中3週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦の加賀友禅賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月2日、中3週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦の桃の花賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月28日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた34戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、サクラプレジデント賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。
5月10日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた35戦目は、メジロライアン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。