マコトロクサノホコ(2021年生、母マコトジョワイユー)
Makotorokusanohoko
2021.05.17
マコトロクサノホコ(2021年5月17日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+石上神社に伝わる七支刀の別名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザワールド(当時10歳)と交配したマコトジョワイユーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は出口 繁夫。2024年の東京湾カップに勝利した他、2023年のターフチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
角川秀樹厩舎(北海道)へ入厩。
2歳(2023年)
5月18日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ(門別ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は430kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(1戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るバラライカを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。
6月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのパール特別(門別ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手(2戦1勝)。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ(門別ダート1800m 雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手(3戦1勝)。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったルクスシールズに詰め切れず、約14馬身差の2着となった。
8月13日、2歳オープンのコスモス賞(札幌芝1800m 曇/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手(4戦1勝)。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
9月17日、中4週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳M1のジュニアグランプリ(盛岡芝1600m 小雨/稍重)に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
10月26日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンのソーダライト特別(門別ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は阿部龍騎手(5戦1勝)。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのビアパーティーAiba浦河特別2(門別ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手(6戦1勝)。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタサンヒコボシに半馬身届かず2着となった。
3歳(2024年)
1月15日、中9週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット賞(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るビスマルクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
デビュー前
川島正一厩舎(船橋)へ入厩。
2月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル(船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手(1戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のキタノヒーローに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。
3月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のアクアマリンカップ(船橋ダート1700m 雨/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手(2戦2勝)。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったシシュフォスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。
5月2日、中7週で迎えた12戦目は、3歳オープンの東京湾カップ(船橋ダート1700m 晴/不良)に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手(3戦2勝)。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシシュフォスに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。
6月5日、中4週で迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1の東京ダービー(大井ダート2000m 晴/稍重)に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。
8月14日、中9週で迎えた14戦目は、3歳戦の黒潮盃(大井ダート1800m 晴/良)に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は本田正重騎手(4戦3勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた15戦目は、3歳オープンの戸塚記念(川崎ダート2100m 晴/重)に出走。鞍上は御神本訓史騎手(1戦0勝)。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。