キタサンヒコボシ（2021年生、母キタサンナデシコ）

キタサンヒコボシ（2021年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンミカヅキ（当時11歳）と交配したキタサンナデシコが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木田牧場。2023年のビアパーティーAiba浦河特別2に勝利した他、2023年のソーダライト特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

五十嵐冬樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月3日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパレスレガシーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったストリームにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた3戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月26日、中8週で迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラピスラズリ特別（門別ダート1600m 内回り曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアメリアハートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月26日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンのソーダライト特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミソを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのビアパーティーAiba浦河特別2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のマコトロクサノホコを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳オープンのネクストスター北日本（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦3勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。