リニアタイム（1992年生、母ミズリナ）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

9月4日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンオーガスタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた3戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館3歳ステークス（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1995年）

3月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた5戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は加藤和宏騎手（2戦1勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したヘキウンにクビ差届かず2着となった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウショウキッドを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

6月10日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったショウリノメガミに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスプレンダーガールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月9日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の袖ケ浦特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の犬吠埼特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた17戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’95インターナショナルジョッキーズ2（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

4歳（1996年）

1月7日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（9戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の若潮賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（10戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の周防灘特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3月24日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。