ドクトルサルビア（2010年生、母スーパーアフリート）

ドクトルサルビア（2010年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時8歳）と交配したスーパーアフリートが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、地方39戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の五葉山火縄銃鉄砲隊レース(B2二)。

経歴

デビュー前

葛西勝幸厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2012年）

6月24日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマルケイボスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルケイボスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2013年）

4月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のたらの木レース（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた13戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の五葉山火縄銃鉄砲隊レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルケイスマイルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の宮古夏まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の未知の駒会震災復興祈念レース（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた18戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キタノスマイルに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネリッカに4馬身の差をつけて制した。

9月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、レッツライドに半馬身交わされて2着となった。

9月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネリッカに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月16日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のレッツライドに1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。

9月29日、中1週で迎えた23戦目は、久慈地方産業まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた25戦目は、よこての菊まつりレース（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、五葉山賞（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

11月24日、中1週で迎えた27戦目は、前沢牛杯（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤマニンリンクスを半馬身振り切って4勝目をゲットした。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2十（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた30戦目は、ありがとう福山競馬記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

4歳（2014年）

5月6日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた32戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千田洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた37戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた38戦目は、麒麟淡麗生賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。