マルタカマックス（1995年生、母マツクスフリート）

マルタカマックス（1995年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナスルエルアラブ（当時10歳）と交配したマツクスフリートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、中央平地28戦1勝2着1回、地方18戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

7月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたセキノダントツ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

3歳（1998年）

1月25日、中4週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーワオーシャンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4歳（1999年）

2月6日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた21戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた22戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた23戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた24戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた25戦目は、燕特別（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた26戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた28戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下のドイツ騎手招待（2）（福島芝2000m 小雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた29戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2000年）

1月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた30戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた31戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、しらゆり特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた32戦目は、あざみ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた33戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で深見明宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた35戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で深見明宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた36戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で深見明宏騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で深見明宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた38戦目は、一般B4（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で深見明宏騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2001年）

1月17日、中1週で迎えた39戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた40戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた41戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた42戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた43戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた44戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた45戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた46戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は深見明宏騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。