ソウルフルサウンド（1999年生、母マダムダンサー）

ソウルフルサウンド（1999年5月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時8歳）と交配したマダムダンサーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦2勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C8-1。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

8月17日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

12月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4歳（2003年）

1月8日、中2週で迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月21日、中0週で迎えた9戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた12戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルタカブレイスをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月10日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月22日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上C9-1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月17日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C8-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユメノカサブランカに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（14戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（15戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。