ダンツウィザード（2017年生、母ミヤジレイナ）

ダンツウィザード（2017年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+魔法使い、魔術師」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時12歳）と交配したミヤジレイナが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸幸小林牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸幸小林牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって1,404万円で落札された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月14日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスマートアペックスに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

12月8日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

4歳（2021年）

6月6日、約18か月の休み明けで迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

2021年6月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月22日、中7週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた7戦目は、玄月賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

2021年9月5日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。