プティアンジュ（2019年生、母アースエンジェル）

プティアンジュ（2019年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小さな天使(仏)。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時9歳）と交配したアースエンジェルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス(C2 29)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月22日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月21日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた6戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチャ特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のプファイル賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のクリンゲル賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古岡勇樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中2週で迎えた9戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、初詣賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた10戦目は、カピバラ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、与村大道ファイナルカップ（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたシンシアフォーユー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月14日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、修士論文アクセプト記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったムーンムーンムーンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた16戦目は、ちづ馬～いつも有難う!感謝で賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、放研音響男子結成10周年記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フロストフラワーに半馬身交わされて2着となった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた22戦目は、花どんたく前沢牛賞（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた23戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた24戦目は、SAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のイスティントをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた25戦目は、さがけいばグルメを満喫しよう賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた27戦目は、令和6年能登半島地震被災者支援競走（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた29戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。