グランドピット（1986年生、母ラブリーピット）

Grand Pit

1986.04.08

グランドピット（1986年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフアルコン（当時22歳）と交配したラブリーピットが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月6日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず3着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた2戦目は、石塚信広騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレインボーアンバーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月3日、中2週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずかけステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1989年）

3月5日、中9週で迎えた5戦目は、4歳400万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた6戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のもくれん賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月3日、中6週で迎えた8戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず3着に終わった。

10月15日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたイブニングフェア決め手に屈してクビ差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

4歳（1990年）

1月7日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷中公一騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。