ベルマーチングモア（1985年生、母グラーネホンジン）

ベルマーチングモア（1985年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラインゴールド（当時16歳）と交配したグラーネホンジンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は鳥谷部兼吉。戦績は、中央平地8戦0勝、地方31戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

宮沢今朝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

12月5日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴崎勇騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴崎勇騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柴崎勇騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3月27日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柴崎勇騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月21日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、阿部充知騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で阿部充知騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で阿部充知騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で阿部充知騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた13戦目は、竹内昭利騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた14戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内昭利騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイヤマビコに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1989年）

1月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹内昭利騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた16戦目は、水仙特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹内昭利騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹内昭利騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中6週で迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアリソセダンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコインダラーに1馬身半の差をつけて制した。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、プロキオン（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた22戦目は、プロキオン（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた26戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコインダラーから1馬身半差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンユウマツハをクビ差制して雨下の戦いを制した。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、東方高行騎手を鞍上に迎えて、シリウス（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた29戦目は、マリーゴールド（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は東方高行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターフアイターから半馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた34戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた35戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターフアイターに1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

5歳（1990年）

2月6日、中7週で迎えた37戦目は、植栗守騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた38戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植栗守騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で植栗守騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。