エーシンエヴァン（2004年生、母エイシンブイブイ）

エーシンエヴァン（2004年6月5日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のExploit（当時8歳）と交配したエイシンブイブイが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。戦績は、中央平地21戦1勝2着4回、地方42戦7勝2着8回。2010年のイヌワシ賞(地方重賞)に勝利した他、2011年のマーチカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

12月2日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り雨/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

3歳（2007年）

1月27日、中4週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

3月31日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったクロニクルにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く最後はヴイマックスと並んで6着同着となった。

8月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、トシセントに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

7月9日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、穂高特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤマノフェローに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般A4 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエーシンプリンスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた12戦目は、笠松が誇る誘導人つかさん杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスタイリッシュラブに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月4日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月27日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたメイクアダッシュ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

1月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったマイディアサンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のブチカマシに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

5月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野元昭嘉騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月22日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の福島放送賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月12日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の鳴海特別（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（10戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（11戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6歳（2010年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、カトレア短距離特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた27戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

2月24日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた28戦目は、トサミズキ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエーシンサニーデイを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月12日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた30戦目は、里桜特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカモンネイチャに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月9日、連闘で迎えた31戦目は、笠置特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したエーシンサニーデイに半馬身届かず2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた32戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったドリームプレイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中1週で迎えた33戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったカモンネイチャに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月8日、中3週で迎えた36戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、乗鞍短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカモンネイチャに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた37戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンマエストロを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

8月20日、中3週で迎えた38戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコロニアルペガサスを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って優勝

10月5日、中4週で迎えた40戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた41戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた42戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、虎渓山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーシンアクセランを強烈な末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

11月24日、中1週で迎えた43戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた44戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

7歳（2011年）

1月4日、中3週で迎えた45戦目は、大師オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（6戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

1月26日、中2週で迎えた46戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた47戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月18日、中5週で迎えた48戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったマイネルアラバンサに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月8日、中2週で迎えた49戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた50戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（9戦2勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた51戦目は、地方重賞の西日本グランプリ（福山ダート2250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた52戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（11戦2勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた53戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のビッグポパイを半馬身振り切って8勝目を手に入れた。

8月19日、中4週で迎えた54戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた55戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で花本正三騎手（14戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた56戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で花本正三騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンフレンチにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月11日、中3週で迎えた57戦目は、虎渓山特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で花本正三騎手（16戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた58戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月29日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた59戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8歳（2012年）

1月13日、中1週で迎えた60戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた61戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた62戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた63戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、平家谷つばき特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。