アルファエリザベス（2020年生、母ビバエルフ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高瀬牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2022年）

9月19日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3歳（2023年）

4月1日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

10月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオストファーレンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、鳥原川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったアイアンオーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中3週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴンダーに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2024年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から36kg減らして迎えた11戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3四以下（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエメラルスマイルを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月2日、中2週で迎えた12戦目は、びわ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハタノラトゥールに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月29日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた14戦目は、蓮沼ウォーターガーデン杯（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のセントレガーロをアタマ差振り切って優勝

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。