スーパーバリアント（1988年生、母ダテロンシャン）

スーパーバリアント（1988年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時7歳）と交配したダテロンシャンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方36戦4勝2着10回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月31日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、13着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタハラアサヒオーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4歳（1992年）

3月15日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月12日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた8戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、花梨特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴスケマドンナから2馬身半差の2着となった。

12月16日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、一般B3（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた10戦目は、梅山誠騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた11戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月19日、中0週で迎えた12戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカラッカゼをクビ差制して久しぶりに白星を挙げた。

2月6日、中2週で迎えた13戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（足利ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングアラナスから1馬身半差の2着となった。

3月6日、中3週で迎えた14戦目は、山口健治騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月13日、中7週で迎えた16戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、春りんどう特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は梅山誠騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中0週で迎えた18戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で梅山誠騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターオオザから5馬身差の2着となった。

6月16日、連闘で迎えた19戦目は、ナデシコ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梅山誠騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカラッカゼから3/4馬身差の2着となった。

7月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で梅山誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた21戦目は、小俣川特別（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で梅山誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトナポレオンに3/4馬身の差をつけて3勝目を収める

8月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で梅山誠騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズニラスから半馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた23戦目は、ハマユウ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズニラスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2 B1（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は梅山誠騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカンオーイをクビ差制して勝利を手に入れた。

9月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメリカンオーイからクビ差の2着に甘んじた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、マリーゴールド特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は梅山誠騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシノキセキからアタマ差の2着に甘んじた。

6歳（1994年）

3月7日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅山誠騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジミセッティからアタマ差の2着に甘んじた。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、スプリング特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネオーテモンからクビ差の2着に甘んじた。

4月4日、中1週で迎えた29戦目は、春蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた30戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトナポレオンから1馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた31戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた32戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（1995年）

1月15日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた34戦目は、カルガモ特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた35戦目は、勝賀瀬芳子騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた36戦目は、水仙特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3 C1（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた41戦目は、野木英文騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた42戦目は、一般B3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野木英文騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。