セクシイストリー（2015年生、母セクシイスイート）

セクシイストリー（2015年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアーネストリー（当時10歳）と交配したセクシイスイートが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）平岡牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

1月28日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

3月24日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場なく16着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた4戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ウインドブリバティに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパラノキセキに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月14日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のデンコウメジャーを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、風車まつり&エビ篭オーナー賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月17日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、北海道みんなの日賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、旭川北の恵み食べマルシェ賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたボタニーク決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、アサギリソウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた13戦目は、上川町大雪そば特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、美唄産「峰ななつぼし」新米賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月11日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 38（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のゴールデンボーイを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4歳（2019年）

1月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のカンガルーレッドを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

1月19日、中1週で迎えた20戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた21戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、節分特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、立春特選（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクラウンジョイアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた25戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、サクラソウ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、ユリカモメ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。