ウインドブリバティ（2014年生、母オンマイマインド）

ウインドブリバティ（2014年4月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「自由の風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時10歳）と交配したオンマイマインドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月24日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は538kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月2日、中9週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（2017年）

1月22日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

4月23日、中9週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4歳（2018年）

5月9日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したキョウエイビアンコを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るセクシイストリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアンテレクテュエルを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

7月4日、中3週で迎えた9戦目は、みついし蓬莱山まつり賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったアンテレクテュエルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、浦河町ショシベツの滝賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したラッドカバレッタに半馬身届かず2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、鳳仙花特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた13戦目は、トレニア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアンテレクテュエル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。