モエレトップガン（2007年生、母フォーティカラーズ）

モエレトップガン（2007年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時10歳）と交配したフォーティカラーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、地方30戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

7月29日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったプレストクィーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウィナーズポップに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月20日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のキテキに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（2010年）

3月26日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のホワイトバッジ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉秀騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹田吉秀騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマッドボーイに3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月2日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハートオブストーンを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したトーセンアマテラスにアタマ差届かず2着となった。

8月13日、中4週で迎えた18戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月28日、中6週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた22戦目は、愛ちゃんお誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた23戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉秀騎手（14戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた24戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹田吉秀騎手（15戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹田吉秀騎手（16戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月8日、連闘で迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹田吉秀騎手（17戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で竹田吉秀騎手（18戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた28戦目は、オジンガー（原田和安）還暦記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

1月25日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。