ヒシマーシャル（2017年生、母ハッピーユーゲント）
Hishi Marshal
2017.04.30
ヒシマーシャル（2017年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋元帥、軍の高官」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時10歳）と交配したハッピーユーゲントが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタガミファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C2十二。
経歴
デビュー前
木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2020年）
3月22日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
6月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
7月26日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
9月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。
10月31日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったウインクルジェーンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
12月13日、中5週で迎えた6戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
4歳（2021年）
1月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリノビックスターを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3月15日、中9週で迎えた8戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
10月11日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、いわて牛を食べて応援!賞（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。
10月19日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、ヤマニンアマルタスに交わされて5馬身差の2着となった。
12月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドバイウィンドにクビ差交わされて2着に惜敗した。
デビュー前
櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。
デビュー前
櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。
5歳（2022年）
3月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガビーズメモリーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
3月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
4月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。
5月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。
5月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。
6月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。
7月5日、中2週で迎えた21戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
12月19日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
12月26日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。
6歳（2023年）
3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!山形県の酪農応援賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。