パワーファイター（2004年生、母コマドリ）

Power Fighter

2004.06.10

パワーファイター（2004年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレオンプライド（当時11歳）と交配したコマドリが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上 悦夫。戦績は、地方8戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の2歳。

経歴

デビュー前

佐々木功厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2006年）

8月11日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は509kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したナトリルーブルを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユウユウタイシンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったカネショウメロンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗れた。

3歳（2007年）

12月4日、約14か月半の休養明けで迎えた4戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の橘特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

5歳（2009年）

4月2日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアヤメヒメに5馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

6月11日、中9週で馬体重を前走から28kg絞って迎えた6戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のタケデンゴーストに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

7月3日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3二ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。