ナチュラルクール（2004年生、母タカラスマイル）

Natural Cool

2004.03.25

ナチュラルクール（2004年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時10歳）と交配したタカラスマイルが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田原鈴木牧場。戦績は、地方15戦2勝。主な勝ち鞍は2006年のピラカンサ特別。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 15戦2勝 [2-0-0-13/15]
• 総賞金 国内: 587万円
• 生年月日: 2004年3月25日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 佐々木洋一 大井
• 馬主: 笹原加壽雄
• 生産者: 田原鈴木牧場
• 抹消情報: 地方：2007年7月20日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 9馬身

ベストレース

• レース名: 2歳
• 日付/馬齢: 2006年7月31日/2歳
• コース: 大井ダート1200m 右
• 着順: 1着
• 人気: 1番人気
• 馬番/頭数: 5番/8頭
• 天候: 晴 24.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.5/ラスト=13.9
• レースペース: ハイ
• 通過順位: 1-1
• 馬体重 増減: 473kg 0
• 騎手 斤量: 納谷和玖 53.0kg

血統

概要

母のタカラスマイルは中央1勝（東京芝[1600m]）。祖母のルードーメンは中央平地4戦0勝2着1回。父のサニーブライアンは中央G1・2勝（中山芝[2000m],東京芝[2400m]）。

近親馬

• • 半伯父: ウメノシンオー 1980/JPN/フアバージ
  ウメノシンオー
• • 半伯母: タカラスチール 1982/JPN/ステイールハート
  タカラスチール
• • 半伯父: タカラフラッシュ 1985/JPN/コインドシルバー
  タカラフラッシュ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Sir Gallahad＝Bull Dog	7*7*7*7×7	3.9%
き	Pharos＝Fairway	7*7×7*7	3.12%
牡	Princely Gift	5×4	9.37%
牡	Nasrullah	6*6×5	6.25%
牡	Hyperion	7*7*7×5*6*6	8.59%
牡	Alibhai	6×5	4.68%
牡	Polynesian	7×5	3.9%
牡	Nearco	6*7*7*7×6	5.46%
牡	Mahmoud	7×6	2.34%
牡	Dark Legend	7×6	2.34%
牡	Blue Larkspur	7*7×6	3.12%
牡	Beau Pere	7×6	2.34%
牡	Blenheim	7*7×7*7	3.12%
牡M	Gainsborough	6*7*7*7	3.9%
牡M	Blandford	6*7	2.34%
牝	Boudoir	7×5	3.9%
牝	Cinna	7×7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ブライアンズタイム 1985 （USA）		Roberto 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Bramalea	Nashua
				Rarelea
		Kelley's Day 1977 （USA）	Graustark	Ribot
				Flower Bowl
父 サニーブライアン 1994 （JPN）			Golden Trail	Hasty Road
				Sunny Vale
		スイフトスワロー 1977 （USA）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
父の母 サニースイフト 1988 （JPN）			Homeward Bound	Alycidon
				Sabie River
		サニーロマン 1974 （JPN）	フアバージ	Princely Gift
				Spring Offensive
			フアイナルクイン	フアイナルスコア
				ツキカワ
母の父 トウシヨウボーイ 1973 （JPN）		テスコボーイ 1963 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
			Suncourt	Hyperion
				Inquisition
		ソシアルバターフライ 1957 （USA）	Your Host	Alibhai
				Boudoir
母 タカラスマイル 1987 （JPN）			Wisteria	Easton
				Blue Cyprus
		シヤトーゲイ 1960 （USA）	Swaps	Khaled
				Iron Reward
母の母 ルードーメン 1973 （JPN）			Banquet Bell	Polynesian
				Dinner Horn
		フヂカタ 1958 （JPN）	ボストニアン	セフト
				神正
			ラ・フウドル	プリメロ
				英福

血統分類

• サイアーライン: ロベルト系
• ファミリーナンバー: 8-k

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2007/07/10 大井	ダ1200m 良 雨	フォーチュネイトダリア特別	スカイフレイバー 1.7	6 / 13	7枠 11番	脇本一幸	56kg		13人	11-11	36.8 / 37.1	475	-2
2007/06/25 大井	ダ1200m 稍 曇	ユスラウメ特別	ジョイフルボス 0.6	5 / 13	7枠 10番	柏木健宏	55kg		13人	8-9	38.2 / 36.3	477	-3
2007/06/08 大井	ダ1200m 良 晴	アイリス特別	スーパールミナス 2.3	10 / 12	7枠 10番	脇本一幸	55kg		12人	5-6	39.1 / 35.5	480	+5
2007/05/20 大井	ダ1600m 稍 晴	牡丹特別	ゴーユウ 1.2	7 / 8	7枠 7番	的場直之	55kg		7人	2-2-2-2	40.6 / 38.9	475	+5
2007/05/08 大井	ダ1200m 稍 晴	はなみずき特別	ショウサンセラヴィ 0.9	8 / 13	7枠 11番	的場直之	55kg		13人	13-12	38.3 / 36.5	470	-5
2007/04/18 大井	ダ1800m 不 雨	ライラック特別	ハナビバーチェ 7.8	13 / 13	6枠 8番	的場直之	55kg		13人	4-4-13-13	45.8 / 38.7	475	0
2007/01/22 大井	ダ1600m 稍 晴	ゆきやなぎ特別	ブレイブスピリット 2.3	9 / 14	5枠 8番	柏木健宏	55kg		13人	11-12-13-11	41.2 / 39.3	475	-3
2006/12/26 大井	ダ1600m 不 雨	カトレア特別	デザートボス 1.5	7 / 14	7枠 11番	坂井英光	54kg		9人	3-3-5-5	41.2 / 38.5	478	-2
2006/12/01 大井	ダ1600m 稍 晴	エリカ特別	レッドドラゴン 2.7	5 / 9	2枠 2番	的場直之	54kg		4人	3-3-4-5	40.3 / 39.1	480	+1
2006/11/07 大井	ダ1600m 良 晴	ピラカンサ特別	(ミハタマイラヴ) -0.3	1 / 13	1枠 1番	的場直之	54kg		6人	3-4-2-2	39.5 / 39.6	479	-2
2006/10/16 大井	ダ1600m 良 晴	はくたか特別	ロイヤルボス 1.3	5 / 11	3枠 3番	的場直之	53kg		10人	8-7-6-7	40.7 / 39.2	481	+4
2006/10/01 大井	ダ1600m 良 雨	つばめ特別	カネショウメロン 1.8	5 / 6	5枠 5番	的場直之	53kg		5人	6-6-5-5	39.5 / 39.6	477	+1
2006/09/17 大井	ダ1400m 稍 雨	’06ゴールドジュニアー	ロイヤルボス 1.5	8 / 12	6枠 7番	納谷和玖	53kg		11人	10-10-11	39.7 / 36.6	476	-5
2006/09/01 大井	ダ1400m 不 曇	はやぶさ特別	カネショウメロン 2.2	5 / 8	7枠 7番	納谷和玖	53kg		4人	5-4-5	39.6 / 38.3	481	+8
2006/07/31 大井	ダ1200m 良 晴	2歳	(セユウダンディー) -1.9	1 / 8	5枠 5番	納谷和玖	53kg		1人	1-1	40.1 / 36.2	473	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

佐々木洋一厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2006年）

7月31日、デビュー戦は納谷和玖騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセユウダンディーに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンの’06ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミハタマイラヴに1馬身半の差をつけて制した。

12月1日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のエリカ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3歳（2007年）

1月22日、中3週で迎えた9戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は的場直之騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のはなみずき特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の牡丹特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた13戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のユスラウメ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のフォーチュネイトダリア特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。