デピュティジャパン（2002年生、母ミヤギアロー）

デピュティジャパン（2002年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋日本」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したミヤギアローが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（株）関兵牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年のプロキオン特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月21日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月7日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山太郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月27日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパンタムクリスタルを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月6日、連闘で迎えた8戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ゴールド（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はアラクリティと並んで1着同着となった。

4歳（2006年）

3月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノムゲンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月11日、中1週で迎えた10戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビクトリーキングに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月11日、中6週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた12戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた14戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた17戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、銀河賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイカモリオカにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた18戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（8戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

5歳（2007年）

4月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた21戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ファンシーホイップ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた25戦目は、ポラリス特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。最後はビコージャズと並んで13着同着となった。