ニコルハイウェイ（2015年生、母リアクションレート）

ニコルハイウェイ（2015年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「シンガポール中心部の道路の名称」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時14歳）と交配したリアクションレートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は服部文明。2017年のひまわり賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月30日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のプリンセスブーケをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

12月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、2歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は川又賢治騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2018年）

1月13日、中1週で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3月10日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したミッキーワイルドにハナ差届かず2着となった。

4月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、大隅特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川又賢治騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた11戦目は、霧島賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2019年）

1月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ伸び切れず17着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた13戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月4日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた16戦目は、霧島賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5歳（2020年）

4月19日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、スイートピー特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、若葉特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた20戦目は、クレマチス賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、クローバー賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、カーネリアン賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、ファイヤーワークスカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。