ヴァルス（2016年生、母ワイルドポポ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、槇本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ターフマネジメントによって486万円で落札された。2歳のとき、大作ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

8月5日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

3歳（2019年）

3月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた5戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マイネルグナーデにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサーチライトを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた8戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、門別プロパンガス事業組合賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、ホクレンの卵「樹のめぐみ」賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、絵本の里けんぶち賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた12戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったシンデレラマキに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したサウスパッキオを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のフォワードプッシュに1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ヴィランドリーに交わされて3馬身差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた22戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。