マスターロブスト（2007年生、母ビービープレジャー）

マスターロブスト（2007年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋丈夫な（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したビービープレジャーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月28日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は412kg。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

8月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオファニエルを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロワマージュを交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

11月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3-2（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

12月5日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた8戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた9戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、れんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月5日、中6週で迎えた13戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、東日本大震災復興支援復興を応援します女川（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、復興を応援します松島町（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、美味しく飲んで応援します。岩手県産地酒（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた19戦目は、名物食べて復興支援ずんだ餅（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鬼束亮騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鬼束亮騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鬼束亮騎手（12戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鬼束亮騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鬼束亮騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったロヴェレートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月11日、中2週で迎えた26戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鬼束亮騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鬼束亮騎手（16戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた28戦目は、一般C4二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で鬼束亮騎手（17戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で鬼束亮騎手（18戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C4三（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で鬼束亮騎手（19戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4九（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で鬼束亮騎手（20戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた32戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた33戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。