ニュールック（1995年生、母マチノコマチ）

New Look

1995.05.28

ニュールック（1995年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時8歳）と交配したマチノコマチが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、中央平地11戦2勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上500万下。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 12戦2勝 [2-0-2-8/12]
• 総賞金 国内: 1,777万円
• 生年月日: 1995年5月28日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 鹿戸幸治 栗東
• 馬主: ジョイ・レースホース（株）
• 生産者: （有）北島牧場
• 一口馬主募集クラブ: サラブレッドクラブライオン
• 抹消情報: 中央：2002年10月16日抹消; 地方：2000年8月10日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 7馬身

ベストレース

• レース名: 4歳新馬
• 日付/馬齢: 1998年2月28日/3歳
• コース: 中京芝1800m 左
• 着順: 3着
• オッズ/人気: 3.3倍/1番人気
• 馬番/頭数: 15番/16頭
• 天候: 晴 14.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=11.3
• 通過順位: 2-2-2-2
• 馬体重 増減: 476kg
• 騎手 斤量: 芹沢純一 55.0kg

血統

概要

母のマチノコマチは中央重賞1勝（阪神芝[2000m]）。曾祖母のビービービークインは地方55戦15勝2着8回。父のメジロマックイーンは中央G1・4勝（京都芝[3勝:3000-3200m],阪神芝[2200m]）。

近親馬

• • 半従弟: マイネルエスケープ 1998/JPN/メジロマックイーン
  マイネルエスケープ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Nizami＝Nasrullah	7×6	2.34%
き	Pharos＝Fairway	7*7×7*7	3.12%
き	Rose Red＝Sweet Lavender	7×7	1.56%
きS	Avena＝プリメロ	7*7	1.56%
牡	My Babu	6×4	7.81%
牡	Alycidon	5×6	4.68%
牡	Bois Roussel	5×5	6.25%
牡	Prince Rose	7×5	3.9%
牡	Hyperion	6*7×5	5.46%
牡	Fair Trial	6×6	3.12%
牡	Vatout	6×6*7	3.9%
牡	Tourbillon	7×6	2.34%
牡	Gainsborough	7*7×6	3.12%
牡	Blandford	7×7	1.56%
牡S	Tetratema	7*7*7	2.34%
牡S	Man o' War	7*7	1.56%
牡M	Gay Crusader	7*7	1.56%
牡M	Nearco	7*7*7*7	3.12%
牝	Perfume	7×5*6	5.46%
牝	Aloe	7×6	2.34%
牝S	Uganda	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 メジロティターン 1978 （JPN）		メジロアサマ 1966 （JPN）	パーソロン	Milesian
				Paleo
			スヰート	First Fiddle
				Blue Eyed Momo
		シエリル 1971 （FR）	スノツブ	Mourne
				Senones
父 メジロマックイーン 1987 （JPN）			Chanel	Pan
				Barley Corn
		リマンド 1965 （GB）	Alcide	Alycidon
				Chenille
父の母 メジロオーロラ 1978 （JPN）			Admonish	Palestine
				Warning
		メジロアイリス 1964 （JPN）	ヒンドスタン	Bois Roussel
				Sonibai
			アサマユリ	ボストニアン
				トモエ
母の父 アーテイアス 1974 （USA）		Round Table 1954 （USA）	Princequillo	Prince Rose
				Cosquilla
			Knights Daughter	Sir Cosmo
				Feola
		Stylish Pattern 1961 （USA）	My Babu	Djebel
				Perfume
母 マチノコマチ 1988 （JPN）			Sunset Gun	Hyperion
				Ace of Spades
		イングリツシユプリンス 1971 （IRE）	Petingo	Petition
				Alcazar
母の母 クイーンウインド 1982 （JPN）			English Miss	Bois Roussel
				Virelle
		ビービービークイン 1975 （JPN）	ビービービー	Better Bee
				Paula
			メイテツ	テツソ
				メイシヨウ

血統分類

• サイアーライン: パーソロン系
• ファミリーナンバー: 9-h

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2001/03/17 中京	ダ1000m 良 小雨	4歳以上500万下	(スリーブレーブス) -0.3	1 / 16	5枠 10番	菊地昇吾	56kg	21.0	10人	1-1	37.0 / 35.5	476	+4
2000/08/03 旭川	ダ1000m 良 晴	アルクトゥールス特別	サンラッキー 1.7	5 / 12	2枠 2番	芹沢純一	56kg		9人			472	-4
2000/07/23 函館	芝1000m 稍 雨	4歳以上500万下	トーワトレジャー 0.7	8 / 12	3枠 3番	小林慎一郎	54kg	22.2	8人	1-1	36.2 / 34.8	476	0
2000/07/08 函館	芝1800m 良 雨	4歳以上500万下	ヤマノジェネラス 1.8	10 / 14	4枠 6番	小林慎一郎	54kg	17.3	8人	2-2-2-6	38.7 / 36.0	476	0
2000/06/24 函館	ダ1000m 良 晴	4歳以上500万下	アドラブリー 1.2	8 / 11	2枠 2番	芹沢純一	57kg	5.1	3人	4-5	38.1 / 35.4	476	-2
2000/06/19 函館	芝1000m 良 曇	4歳以上500万下	デートスポット 0.8	5 / 14	4枠 5番	芹沢純一	57kg	5.7	3人	7-5	34.9 / 34.7	478	+4
2000/04/29 福島	芝1000m 良 晴	5歳以上500万下	ウイニングシチー 0.9	8 / 14	4枠 5番	芹沢純一	57kg	4.1	2人	8-4	35.4 / 34.8	474	-4
2000/04/15 阪神	ダ1200m 稍 雨	5歳以上500万下	アルアラン 0.6	3 / 16	8枠 15番	田島裕和	57kg	8.6	4人	2-3	37.7 / 35.5	478	-4
2000/04/09 阪神	ダ1400m 良 晴	5歳以上500万下	パープルチカラ 1.6	10 / 16	5枠 9番	田島裕和	57kg	7.4	4人	1-1	39.9 / 34.7	482	0
2000/03/25 中京	芝1800m 良 曇	美濃特別 500万下	ナムラカインド 1.2	14 / 16	6枠 11番	田島裕和	57kg	10.4	6人	1-1-1-1	38.3 / 35.8	482	+10
1998/03/15 中京	芝1700m 良 晴	4歳新馬	(アオミアオイ) -1.1	1 / 14	5枠 7番	芹沢純一	55kg	1.8	1人	1-1-1-1	36.9 / 37.0	472	-4
1998/02/28 中京	芝1800m 良 晴	4歳新馬	トゥルーナイト 0.5	3 / 16	8枠 15番	芹沢純一	55kg	3.3	1人	2-2-2-2	34.5 / 39.0	476

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにてで一口馬主が募集された。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアオミアオイに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（2000年）

3月25日、約24か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月19日、中6週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた11戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2001年）

3月17日、約7か月半の休み明けで迎えた12戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスリーブレーブスに1馬身3/4の差をつけて休み明け初戦を制した。