シンカンキセキ（2007年生、母マルニカンセイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石久夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2009年）

12月13日、デビュー戦は加藤和義騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イチエイオウジに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月2日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月11日、中5週で迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月23日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

7月2日、中0週で迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したテンエイルーラーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のオウシュウヒットをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月15日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブルームーンブルーを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

8月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の珠洲正院キリコまつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の能登野菜中島菜特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和義騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和義騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和義騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和義騎手（15戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンガスルビーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、復興支援がんばれ茨城県特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったマヤノバルトークに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた25戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援復興を応援します宮古（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C2五（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた28戦目は、竹達彩奈22歳生誕記念（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のヤマタケソウルをハナ差振り切って4勝目を掴み取った。

7月19日、中1週で迎えた30戦目は、九谷名品展特別（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（6戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。