ケイエムブライアン（1999年生、母キリシマジョオー）

ケイエムブライアン（1999年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したキリシマジョオーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方16戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井民平から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、小平学によって525万円で落札された。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月24日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンクラウンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中6週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックンロールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月25日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月4日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2002年）

1月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた7戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

6月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた11戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4歳（2003年）

1月12日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

2月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた18戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた19戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた20戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた21戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンコマツから1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキンエンプレスに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月17日、連闘で迎えた23戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンセシルをアタマ差制して4勝目を手にした。

6月30日、中1週で迎えた24戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般A6 B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月25日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた26戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。