トーホウクリスタル（2019年生、母トーホウシンバル）

トーホウクリスタル（2019年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+高級のガラス」。毛色は青鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したトーホウシンバルが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。主な勝ち鞍は2022年の名古屋モーニングフィーバー17。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月21日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

3歳（2022年）

4月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月25日、中9週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月22日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー17（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカカムイに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー29（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

デビュー前

原口次夫厩舎（愛知）へ入厩。

9月14日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

9月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー50（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた11戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、競馬同好会2周年記念!（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、門脇喜典・伊藤文夫引退記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月16日、中0週で迎えた15戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズFR名古屋第1戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、麒麟のみんな、今年もよろしく（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ミッキーキングに交わされて2馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ストームサージに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた18戦目は、トントン長生きしてよ（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた20戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた24戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったダイセンストームに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（15戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた26戦目は、+CHIC綾崎駿生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（16戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。