メイショウシップウ（1996年生、母ミヤノアヤヒデ）

メイショウシップウ（1996年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時7歳）と交配したミヤノアヤヒデが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。戦績は、中央平地13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月27日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

5月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のダーリンワンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

7月11日、中5週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で栗田伸一騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた8戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したキクカガイセンに3/4馬身届かず2着となった。

2月19日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアドラブリーに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月12日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宇田登志夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったランドアバロンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宇田登志夫騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。