シゲルキャベツ（2015年生、母シゲルアタゴヤマ）

シゲルキャベツ（2015年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野菜『キャベツ』」。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時8歳）と交配したシゲルアタゴヤマが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中央牧場。主な勝ち鞍は2020年の祥雲賞(C2-7)。

経歴

デビュー前

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2018年）

12月8日、デビュー戦は山下裕貴騎手を鞍上に据えて、ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は497kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2019年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 27（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、チャナントールに交わされて3馬身差の2着となった。

3月31日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノボリフェアリーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた7戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホーリーパワーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月8日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラウンマックスに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた12戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンブレナードに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月30日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（2020年）

1月13日、中3週で迎えた17戦目は、祥雲賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のメイショウサガノを半馬身振り切って勝利をモノにする

1月25日、中1週で迎えた18戦目は、ふたご座特選（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月16日、中2週で迎えた19戦目は、仲春特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、コウユーハレワタルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月7日、中1週で迎えた21戦目は、雛月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したシゲルアマゾナイトにクビ差届かず2着となった。

3月21日、中1週で迎えた22戦目は、花月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた23戦目は、さがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、オオルリ賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。