4歳以上C1 12

レース展開

シゲルキャベツが集団を引っ張る形、直後の位置にクラウンボルチモアが取り付く

シゲルキャベツが先頭に立ち、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にクラウンボルチモアが続く。続いて、コウユーハレワタルが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、エイシンリーダーは中団前寄り。キシュウサラリンは中団後方の位置。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはサンクビジュー。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはマイガーディアン。最後方にアーダルベルトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

コウユーハレワタルがベテラン馬のプライドを顕示する様な渾身の走りで順当に勝利

先頭はシゲルキャベツでリードは1馬身。単独の2番手にコウユーハレワタルが続く。そのすぐ後ろ、エイシンリーダーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるシゲルキャベツ。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のコウユーハレワタルが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばしてシゲルキャベツを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに入った。2着のシゲルキャベツから1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張った7番人気のサンクビジューが入った。2番人気のアーダルベルトは最後方にいたが決め手が足りず5着に敗れた。