ベストンウイン（1985年生、母ロイジーユル）

ベストンウイン（1985年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時11歳）と交配したロイジーユルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方33戦17勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年のステイヤーズカップ(A)。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1987年）

6月4日、デビュー戦は松本隆宏騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエイロツキーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルスクラウンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月6日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のベイオニツトに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の北海道3才優駿（札幌(地)ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（札幌(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンエスキモーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1989年）

5月9日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、一般C D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミシールに2馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、白樺特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンイチバンに1馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

5歳（1990年）

5月8日、約11か月半の休み明けで迎えた8戦目は、柏林台特別（帯広ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（5戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミプレジデントから1馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、ノサップ特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウハイオージに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、三笠特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモハーティーに1馬身半の差をつけて優勝

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、空知特別（岩見沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本隆宏騎手（8戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモスランナーをクビ差制して9勝目を手中に収めた。

7月18日、中2週で迎えた12戦目は、ミルクランド特別（岩見沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本隆宏騎手（9戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、鷹栖特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本隆宏騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモスランナーからハナ差の2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松本隆宏騎手（11戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1991年）

4月16日、約8か月の休み明けで迎えた15戦目は、日勝特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本隆宏騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松本隆宏騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた17戦目は、大空特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松本隆宏騎手（14戦8勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハシノセイハに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般A（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松本隆宏騎手（15戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックホラーに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、層雲峡特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で松本隆宏騎手（16戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカントリタイヨーをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

8月1日、中3週で迎えた20戦目は、伊藤隆志騎手を鞍上に迎えて、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトランセイコーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月27日、中3週で迎えた21戦目は、金杯（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤隆志騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトランセイコーに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7歳（1992年）

5月12日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、一般A（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（17戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズクロスに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月21日、連闘で迎えた23戦目は、知床賞（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（18戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンダラーから半馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中3週で迎えた24戦目は、旭岳賞（旭川ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（19戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた25戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（20戦12勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、金杯（岩見沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた27戦目は、道営記念（岩見沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8歳（1993年）

10月26日、約12か月の休養明けで迎えた28戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般A（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた29戦目は、然別湖特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9歳（1994年）

5月12日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、萩の山特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（21戦12勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のゼウスをアタマ差制して休養明け初戦を制した。

7月5日、中7週で迎えた31戦目は、色丹特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は松田路博騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーストンホープに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月4日、中3週で迎えた32戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（22戦13勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、大倉山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（23戦13勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。