ムテキサーパス（1991年生、母ツルミスター）

ムテキサーパス（1991年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時16歳）と交配したツルミスターが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）宮村牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方18戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

小池滋厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1994年）

11月11日、デビュー戦は遠藤茂騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で遠藤茂騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で遠藤茂騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1995年）

1月29日、中4週で迎えた4戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤茂騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、5歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤茂騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンスチカラに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月4日、中2週で迎えた6戦目は、5歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で遠藤茂騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のレディインレッドに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月30日、中3週で迎えた7戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で遠藤茂騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコークリークに半馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2六（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で遠藤茂騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で遠藤茂騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で遠藤茂騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で遠藤茂騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はタカノシーマンと並んで1着同着となった。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、C2三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた14戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のステップオールークに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月14日、中6週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中0週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネコメホークスから1馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレアリージャンボからクビ差の2着に惜敗した。

11月17日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウビッグに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（1996年）

1月5日、中6週で迎えた19戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のリターンバンダムに1馬身1/4の差をつけて優勝

2月3日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた22戦目は、J.ブラボ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’96グローバルカップ（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた26戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた27戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。