アキノケハイ（2010年生、母オンワードセイント）

アキノケハイ（2010年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時15歳）と交配したオンワードセイントが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、地方38戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年のやまゆり特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オンワード牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

石田貞雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

6月24日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は455kg。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るチャラオを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ナリチュウドラゴンに交わされて5馬身差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のみずどり特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた10戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（2013年）

1月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の食べて応援しよう!東北の畜産賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず14着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田功駿騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で早田功駿騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で早田功駿騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で早田功駿騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で早田功駿騎手（10戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の白百合特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で早田功駿騎手（11戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早田功駿騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のゆうがお特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で早田功駿騎手（13戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた22戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で早田功駿騎手（14戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラウムフルークを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月20日、中2週で迎えた23戦目は、長月特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で早田功駿騎手（15戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

10月14日、中2週で迎えた24戦目は、印西コスモス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で早田功駿騎手（16戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた25戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、飛鳥さくら賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた26戦目は、初冬特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

4歳（2014年）

4月25日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、晩春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

5月23日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた29戦目は、北条五代特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

6月2日、中0週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた30戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、仲夏特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月17日、連闘で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた33戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた34戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた35戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた37戦目は、民謡相馬流れ山賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。