ナリチュウドラゴン（2010年生、母ジュエリーバード）

ナリチュウドラゴン（2010年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスパイキュール（当時10歳）と交配したジュエリーバードが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は今川満良。2012年のハイセイコー記念(S2)で3着に入った他、2013年の東京ダービートライアルで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今川満良から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

岡野尚光厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

6月7日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

7月31日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月16日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るカガヤキダンスオーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリアライズケイジにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るアキノケハイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月22日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヴェリイブライトを半馬身振り切って3勝目を収める

11月14日、中2週で迎えた7戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2013年）

1月23日、中9週で迎えた8戦目は、3歳戦の食べて応援しよう!東北の畜産賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦3勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた10戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた11戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（7戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（9戦3勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月26日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた15戦目は、アデュー2013賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（11戦3勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランディオーソを差し切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2014年）

7月27日、約7か月の休養明けで迎えた16戦目は、ウォー・ホース来日公演記念（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松崎正泰騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松崎正泰騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松崎正泰騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5歳（2015年）

4月21日、約7か月半の休養明けで迎えた19戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松崎正泰騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた20戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

6月1日、中1週で迎えた21戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグッドグラッドをハナ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

6月23日、中2週で迎えた22戦目は、ウイニングポスト賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したマイネルリボーンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月27日、中4週で迎えた23戦目は、トゥインクルサマー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルリボーンにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月15日、中2週で迎えた24戦目は、オーガスト賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したジャルディーノにハナ差届かず2着に惜敗した。

9月28日、中5週で迎えた25戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャクソンライヒを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

6歳（2016年）

2月9日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた27戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったギンザヴィクトリアに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた28戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したトーセンハリケーンを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月19日、中4週で迎えた29戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた30戦目は、S2の大井記念（大井ダート2000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井忍騎手（12戦3勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月29日、中5週で迎えた31戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月2日、中8週で迎えた32戦目は、オフト伊勢崎賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7歳（2017年）

4月19日、約7か月半の休み明けで迎えた33戦目は、ポインタース賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（11戦2勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた34戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ドリームリレーin大井賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた35戦目は、S2の大井記念（大井ダート2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた36戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（12戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

8月11日、中8週で迎えた37戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、シューティングスター賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた38戦目は、オーガスト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた39戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた40戦目は、トゥインクル落語ナイト記念（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は松崎正泰騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた41戦目は、いたばし二輪草特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた42戦目は、アルデバラン賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（13戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したステイサウンドにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月28日、中1週で迎えた43戦目は、冬木立賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（14戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8歳（2018年）

5月24日、約6か月の休養明けで迎えた44戦目は、プレアデス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（15戦2勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた45戦目は、逃げ水賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた46戦目は、オフト後楽園「ラウンジセブン」賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（16戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた47戦目は、サマーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（17戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた48戦目は、ミッドサマー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（18戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたプエルト決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

9月19日、中4週で迎えた49戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったリンガスネオに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた50戦目は、TOKYO TWINKLE MAP賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた51戦目は、品川かえで賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトルナベントをハナ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた52戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

12月25日、中5週で迎えた53戦目は、金盃トライアル（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。