カガヤキダンスオー（2010年生、母ロワイヤルハイネス）

カガヤキダンスオー（2010年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時17歳）と交配したロワイヤルハイネスが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、地方28戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年の若竹賞(B2 B3)。

経歴

デビュー前

上杉昌宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

7月13日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、マイドンドンボーイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、ナリチュウドラゴンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアグリジェントに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2013年）

4月9日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のガスタンクを3/4馬身振り切って2勝目を挙げた。

6月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のローズベビークリスに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月23日、中2週で迎えた9戦目は、スーパームーン賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックサンダーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中5週で迎えた10戦目は、さそり座特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るネコイッチョクセンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切ってファンの期待に応えた。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳S2の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（11戦4勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく最後はハブアストロールと並んで8着同着となった。

10月2日、中3週で迎えた13戦目は、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（12戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

4歳（2014年）

4月2日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、エイプリル賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で的場文男騎手（13戦4勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた15戦目は、ベンジャミン賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で的場文男騎手（14戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で的場文男騎手（15戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウザンフォルテを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月3日、中2週で迎えた17戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で的場文男騎手（16戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったミータローにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月26日、中2週で迎えた18戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で的場文男騎手（17戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったカシマリュウジンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、デネブ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で的場文男騎手（18戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた20戦目は、トゥインクルバースデー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で的場文男騎手（19戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったジャルディーノにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、ギャラクシー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で的場文男騎手（20戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のキタサンオーゴンをクビ差振り切って順当に勝利した。

9月29日、中4週で迎えた22戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で的場文男騎手（21戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた23戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、文の京特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入った。

5歳（2015年）

6月2日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた25戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた26戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた27戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた28戦目は、オーガスト賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。