ステイサウンド（2011年生、母ヴィフォルテ）

ステイサウンド（2011年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「いつも元気。父名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時17歳）と交配したヴィフォルテが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2017年のアルデバラン賞(一般B2三 B3一)。

経歴

デビュー前

福永敏厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2014年）

9月29日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は491kg。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、伸びてきたデスペルタル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスフェリコンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2015年）

6月23日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゼンノファーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3六七八（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のルックフォーミーをハナ差振り切ってファンの高評価に応えた。

8月27日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた8戦目は、野方賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったゲンキングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、練馬みどりの風賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったマイネルファラオンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2016年）

2月10日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったショウナンカウィーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3四五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンボーヤに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月22日、中7週で迎えた12戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンチャンプに3馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

5月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエスプリドールをハナ差振り切って順当に勝利した。

7月13日、中7週で迎えた14戦目は、競馬ゲーム「ウイニングポスト」賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアゼリアを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月14日、中4週で迎えた15戦目は、星月夜特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るストレーザを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月19日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1三（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカイトフレイバーを豪脚でクビ差だけ差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月12日、中2週で迎えた17戦目は、世界遺産登録記念たいとう特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったポッドガゼールにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中6週で迎えた18戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（14戦8勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマホウジンを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

12月28日、中3週で迎えた19戦目は、L-WING賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で今野忠成騎手（15戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったターフデザイナーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2017年）

1月26日、中3週で迎えた20戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で今野忠成騎手（16戦9勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のサンドプラチナに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月9日、中5週で迎えた21戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で今野忠成騎手（17戦10勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた22戦目は、ポインタース賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で今野忠成騎手（18戦10勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月7日、中6週で迎えた23戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で今野忠成騎手（19戦10勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、アーバンステージ長月賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で今野忠成騎手（20戦10勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月17日、中8週で迎えた25戦目は、アルデバラン賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で今野忠成騎手（21戦10勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のナリチュウドラゴンをアタマ差振り切って勝利数を12に伸ばす

12月25日、中4週で迎えた26戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、クリスマス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、最後はキタノイットウセイと並んで4着同着となった。

7歳（2018年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は今野忠成騎手（22戦11勝）。14頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた28戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（23戦11勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

12月25日、約8か月半の休み明けで迎えた29戦目は、KRAトロフィー（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（24戦11勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

8歳（2019年）

8月15日、約8か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般B2七 B3五（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（25戦11勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオクタヴィウスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

9月20日、中4週で迎えた31戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（26戦12勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた32戦目は、秋冷賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（27戦12勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

9歳（2020年）

6月3日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた33戦目は、ヒカルタカイ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（28戦12勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

7月6日、中4週で迎えた34戦目は、夕凪賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（29戦12勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた35戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（30戦12勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた36戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（31戦12勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。