ガム（2007年生、母グランプリハナコ）

ガム（2007年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チューインガムのように粘り強くなるように」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時8歳）と交配したグランプリハナコが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦3勝。主な勝ち鞍は2009年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

国信満厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

8月20日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は398kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のモエレベオウルフに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

5月13日、約9か月の休み明けで迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの立夏特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月21日、中9週で迎えた3戦目は、ペンケヌーシ岳コマクサ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた4戦目は、レチクル特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、京極町名水の郷特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のウォーターショットに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、富川ゴールデンゴッド特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、さまに地場産フェア特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシセイアスカをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、室蘭地区トラック協会沙流川支部特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。