セイブワン（1992年生、母ヒカルプリンスジヨ）

Seibu One

1992.04.16

セイブワン（1992年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時6歳）と交配したヒカルプリンスジヨが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）北光牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方14戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年の5歳。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

8月19日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、コウサイレディに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた3戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月17日、中6週で迎えた6戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤフェイスから9馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤフェイスから約20馬身差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、5歳（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のピアプーリーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田知幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で千田知幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千田知幸騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゼノマイティから2馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で千田知幸騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤフェイスから9馬身差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で千田知幸騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントジョーカーから4馬身差の2着に敗北した。

6月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で千田知幸騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードアポロに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で千田知幸騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で千田知幸騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で千田知幸騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で千田知幸騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。