ウインインタクト（1998年生、母クリスザレディー）

ウインインタクト（1998年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタブライアン（当時7歳）と交配したクリスザレディーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方35戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、長谷川牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、サラブレッドトレーディングによって5,460万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額6,000万円（30万×200口）で一口馬主が募集された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月16日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2500m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

11月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた3戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 雪/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフィルアップをクビ差制して初白星を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳ハンデ戦の師走特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は上村尚寛騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2002年）

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のピッコロピッコロをクビ差制して制した。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下康一騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で宮下康一騎手（13戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーゼンハレンから3馬身差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C6（上山ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた21戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（上山ダート1300m 雪/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2003年）

2月1日、中7週で迎えた22戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた23戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた25戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウエイラブミーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

3月9日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月16日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイジハイエストを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3月22日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサーストンデュークを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4月13日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安東章騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安東章騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノコーラルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安東章騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイジハイエストを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で安東章騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で安東章騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。