タカオファースト（2001年生、母タカオサクセス）

タカオファースト（2001年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋第一の」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時13歳）と交配したタカオサクセスが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）森牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。2003年のいちょうステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月26日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のフルオブファイトを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

11月22日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、マイネルデュプレに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

8月1日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。