マキバクライマー（1986年生、母グリーンホーク）

マキバクライマー（1986年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のペキンリュウエン（当時9歳）と交配したグリーンホークが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方20戦10勝。主な勝ち鞍は1990年のチャレンジカップ(C)。

経歴

デビュー前

金田鼎厩舎（高崎）へ入厩。

3歳（1989年）

2月17日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、4歳（高崎ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアークに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月9日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた3戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメランジユールに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタツノモモに1馬身の差をつけて優勝

5月31日、中5週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（4戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中0週で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のポツプコーンボーイに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

11月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビバウユウフクに5馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

12月20日、中2週で迎えた15戦目は、市村勲騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスターフアストに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1990年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、チャレンジカップ（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノバイブルに3馬身の差をつけて制した。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（7戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビバウフアーストに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月4日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキヤキンをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

2月15日、中1週で迎えた19戦目は、チャレンジカップ（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノバイブルに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月8日、中2週で迎えた20戦目は、チャレンジカップ（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（10戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた21戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2300m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたハマワカナ決め手に屈してハナ差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の信夫山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。