ザアビリティトップ（2001年生、母オリオンザエンゼル）
The Ability Top
2001.03.26
ザアビリティトップ（2001年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したオリオンザエンゼルが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木 貴宏。戦績は、地方41戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。
経歴
デビュー前
西岡龍三厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（2003年）
11月16日、デビュー戦は安東章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
12月7日、中2週で迎えた2戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチクシヒカリに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
3歳（2004年）
1月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
1月12日、連闘で迎えた5戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。
1月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。
2月29日、中2週で迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のザオリンポスマンを3/4馬身振り切って2勝目をマークした。
3月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイムオブサンデーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
3月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
4月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
5月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。
10月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた13戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。
10月31日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
11月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
12月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。
12月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
4歳（2005年）
1月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
1月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
2月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アフターミスティーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
3月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。
3月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒットメドレーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
4月17日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタガノウィンターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月5日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
5月29日、中2週で迎えた26戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンツヒューマンにハナ差交わされて2着となった。
6月19日、中2週で迎えた27戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
7月10日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた28戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
7月31日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（15戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
9月24日、中7週で馬体重を前走から29kg絞って迎えた30戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。
11月13日、中6週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（16戦3勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
12月4日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（17戦3勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
12月23日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（18戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
5歳（2006年）
1月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（19戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。
1月30日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた36戦目は、白鳥特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（21戦3勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた37戦目は、オシドリ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（22戦3勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
3月26日、中2週で迎えた38戦目は、メジロ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。
4月22日、中3週で迎えた39戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
5月21日、中3週で迎えた40戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ヒバリ特設（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。
6月11日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。