パティスリー（1989年生、母タイヨウジヨオー）

パティスリー（1989年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時12歳）と交配したタイヨウジヨオーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方27戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

3月14日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンライズホークを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

4月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の野苺賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4歳（1993年）

1月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、5歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、5歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた10戦目は、5歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキーパラダイスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノホリスキーから4馬身差の2着に敗れた。

12月6日、約9か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、歳の瀬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトホマレから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1994年）

1月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリデナムオーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月9日、中3週で迎えた15戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、早春特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月31日、中6週で迎えた16戦目は、春風特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサニークレージーから1馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋尚也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六七（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンスキーに2馬身半の差をつけて制した。

6月13日、中2週で迎えた20戦目は、アマリリス特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったローベルアンスバタから3馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた22戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、夏雲特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた23戦目は、くるみ特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた24戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、オーチャード特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた25戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、秋空特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月31日、中0週で迎えた26戦目は、紅葉特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1995年）

1月24日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（15戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（16戦3勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。