マヤノボビソックス（2000年生、母リュウホウ）

マヤノボビソックス（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋靴下」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したリュウホウが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の一般B14。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月13日、連闘で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

3歳（2003年）

3月15日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

7月19日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったオレハマッテルゼにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月26日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーシャトルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。