ヤングミュージック（1994年生、母ヤングフリーオン）

ヤングミュージック（1994年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時7歳）と交配したヤングフリーオンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は長田操。戦績は、中央平地8戦1勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

10月13日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のパリスアルフをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1997年）

6月28日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（1998年）

1月17日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月22日、中4週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入った。

3月10日、中1週で迎えた5戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワッスルショウハイに3/4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の播磨特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は日吉正和騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月1日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

12月2日、中0週で迎えた10戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で日吉正和騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。