トモダチ（2006年生、母メロンパン）

トモダチ（2006年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「友達」。毛色は鹿毛。種牡馬のツルマルボーイ（当時8歳）と交配したメロンパンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方12戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の花菖蒲特選(一般C1)。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

7月6日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

3歳（2009年）

6月28日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で生野賢一騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた8戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒッカテに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、哲也と淳子の入籍一周年記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバートップガンから2馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンキラリに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2010年）

1月1日、中3週で迎えた11戦目は、ニューイヤー特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドサンデーに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

1月19日、中2週で迎えた12戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、2010M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアツヒメからクビ差の2着に甘んじた。

4月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月21日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、虫歯予防デー特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノフクヒメに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、花菖蒲特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアツヒメに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月16日、中3週で迎えた17戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムテンガネからアタマ差の2着に甘んじた。

7月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、金峰山カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアツヒメからクビ差の2着に甘んじた。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。